はじめに第1章 BeOS Preview Releaseのインストール——BeBoxとPower Macintosh、およびその互換機へのPreview Releaseのインストールについて紹介します。同時にディスクのパーティションの切り方についても解説します。
第2章 BeOSの基本——Beアプリケーション使い方の基本を学びます。
第3章 Beアプリケーションの基本——アプリケーションの起動・終了、新規ファイルの作成と保存、テキストの入力・編集など——BeOSのアプリケーション全般について学びます。
第4章 BeOSでインターネットに接続する——BeOSシステムのネットワーク関連の設定について解説します。
第5章 インターネットサービスを利用する——BeOSシステムでWWWやftp、電子メール、リモートアクセスなどを利用する方法を学びます。
第6章 BeOSのカスタマイズ——外観や操作を含めたインターフェースをカスタマイズするBeOSのアプリケーションを紹介します。
第7章 Mac OSとの互換性——HFSボリュームのマウントやMacintosh用TrueTypeフォントの変換、ネットワーク上のMac OSからのBeOSへのファイルの受け渡しなど、BeOSとMac OSとの連携について解説します。
APP A:BeOSのコマンドラインシェルを使う——コマンドラインによるBeOSの操作方法を紹介します。
APP B:BeOSのディレクトリー構造——BeOSシステムのディレクトリー(フォルダー)構造を概説します。
本書の他にも、以下のように多くのBeOSに関する情報があります。
- BeBox Owner's Guideは、BeBoxでBeOSを走らせているユーザー用です。Power Macintoshを使用しているユーザーは、そのオーナーガイドを参照してください。オーナーガイドは、BeOSをインストールする以前にマシンをセットアップする方法について述べています。また、それぞれのコンピュータのポート類や、その他の特徴について解説しています。
- Installation Guideは、BeOSのCD-ROMに付属しています。これは、印刷されたブックレットとして、またBeOSのCD-ROMのMac OSフォーマット側にある電子ドキュメントとして提供しています。
- 「BeBook」は、BeOSのAPIについてのリファレンスです。BeOS のCD-ROMに、様々なアーカイブ形式のHTMLフォーマットで収められています。
- Be社のWebサイトhttp://www.be.com/は、BeOSアプリケーション開発に関するアドバイスやサポート情報、本書や「BeBook」に対する追加や訂正、またBe社自身やBeOS用ハードウェア、ソフトウェアに関する多くの情報を提供しています。
- BeOS用の「CodeWarrior」ドキュメントは、BeOSの開発環境に関する加メトロワークス社のドキュメントをまとめたものです。これらも、BeOSのCD-ROMにHTML形式で収められています。
- BeOSのインストールや使い方に関する質問と回答は、Be社のWebサイトのサポートページhttp://www.be.com/support/に掲載しています。
- リリースノートや、その他の最新のドキュメントは、BeOS PreviewReleaseのCD-ROMの中に収められています。